毎晩、一通月のはじめに、もう一通
今日の手紙
去年の今日、何を書いていたか。
——覚えていますか。
あの日のあなたから、一日に一通。
封を切る
10 月 7 日 着
あなたへ
久しぶりに実家。縁側で母とお茶。たいした話はしていないのに、洗濯物を取り込むタイミングで、ふたりで笑った。それだけの夕方だったけど、それで十分だった気がする。 一年前のあなたより
久しぶりに実家。縁側で母とお茶。たいした話はしていないのに、洗濯物を取り込むタイミングで、ふたりで笑った。それだけの夕方だったけど、それで十分だった気がする。 一年前のあなたより
聴く暦をひらくもう一度ひらく
消印一年前の
今日
今日
消印同じ
場所
場所
消印同じ
空の日
空の日
消印途中の
話
話
その日に残した言葉が、要約も言い換えもなく、あなたの言葉づかいのまま戻ってきます。だから読んでいると、自分の声が聞こえます。
一通は、その日限り。束にして数を見せるより、今日の一通を、今日読んでほしいから。日記を書いた日は、知らないうちに、未来の自分へ手紙を書いていたことになります。
こまかいこと
- 入口は、ホームの日付の欄の右端にある封筒。未読のあいだは「今日」の下にも封筒が出ます。開くと手紙の机で、夜 8 時から 10 時のあいだに一通。届く時刻は日によって違い、翌晩の一通が届くと替わります。
- 話が途中だった日の手紙には「続きを話す」があり、そのまま対話に戻れます。対話の枠の中で(無料は 1 枚につき 5 往復まで)。
- 章が三つほどたまったころから届きはじめます。それまでは、シアからの最初の一通が机に置いてあります。
- 手紙そのものに、プランによる制限はありません。
ひと月の手紙
先月は、どんなひと月でしたか。
——ひとことで、言えますか。
シアから、月に一通。
あの日、縁側で笑っていましたね。
ひと月のあいだに、あなたが写真について話したこと、書き残したこと。シアはそれを、隣で聞いていた友達として覚えていて、月が変わった今、思い返して話しかけてきます。忘れていた一日が、人の声で戻ってきます。
日々は、過ぎるそばから散らばっていきます。誰かが拾い集めて、ひと続きにして返してくれたとき、はじめて「こんな月だった」と思えます。
手紙何度も戻った写真本(表紙に手紙)
こまかいこと
- 入口は、ホームの「ふりかえる」の見出しの右端にある封筒。月のあいだずっと残ります。月のはじめの 7 日間は「先月の出来ごと」のカードも出ます。通知からも開けます。
- 便箋は、机の手紙と同じ形です。はじめは最初の段落だけが見え、手紙をみるか紙をタップすると全面に広がります。全面では、先月何度も戻った写真が横に並び、タップすると便箋の上に大きく浮かびます。
- 聴くでシアの声。シアの声は、物語や案内の声とは別に、設定の「朗読の声をえらぶ」から選べます。声の鼓動が指に伝わるのは、多言語音声などクラウドの声のときです。
- 同じ面に、写真の並びと、去年の同じ月の一枚。「この並びを本にする」で一冊になり、手紙はその本のはしがきとして表紙に残ります。
- 有料のプランなら毎月。無料でも、はじめの 3 か月は届きます。通知は月のはじめに 1 通だけです。
説明の話し方が、二つに
伝えたいのに、言葉が出てこない。
——そんなとき、ありませんか。
ていねいか、やさしいか。写真につく説明の口調を選べます。

ていねい縁側に、湯呑みがふたつ並んでいます。障子の向こうに、洗濯物と庭の緑が見えます。
やさしい縁側に、湯呑みがふたつあるよ。むこうには、洗濯物と、庭のみどりが見えるね。
日本人の友達に、自分の子どもに、いま見ているものと、そこで思ったことを伝えたい。でも、言葉が出てこない。写真を撮って説明を作れば、そのまま見せられるし、読んで聞かせられる。それに、自分の日本語の勉強にもなる。 日本で暮らす、外国から来た方の声。「やさしい」はここから生まれました
撮った写真につく説明は、1.2 までは「です・ます」のていねいな言い方だけでした。1.3 からは、先生が低学年の子に話すようなやさしい話し言葉を選べます。何もしなければ、これまでどおりです。
こまかいこと
- 切り替えは、撮影画面の「説明」のピルから。長さ(短め・標準・長め)の下に、話し方(ていねい・やさしい)が並びます。文体シートの「説明」の行からも選べます。
- やさしい説明には、別の声も当てられます。説明の声が AI 音声のとき、設定の「説明の声」の下に「やさしい説明の声」が出ます。
- 話し方が効くのは、写真に書き込まれる説明だけです。日記や物語の言葉づかいは変わりません。説明は日本語で書かれます。